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何かの間違いで中古イタリア車を買ってしまった男の備忘録
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2011/05/04  20:50:48


近いうちにアナログ放送が終了するみたいですね。
仕事場で垂れ流しにしているテレビは一応チューナーを付けて対応したし
自宅はなんか知らないうちにテレビが換わって対応していたし
パソコンもチューナーカードを増設して映るようにしました。

なんか、どこかの利権のいいカモにされているような気もするんですが、
残すところは車だけ。車でテレビを見た記憶は殆ど無いんですが
なんとなくやり残すのは気持ち悪いので、とりあえず映るようにしようと。

中古購入時から、この車にはアルパインのHDDナビ、HD55が付いていました。
05年製ですが、現在でも必要十分以上の性能があります。
ですが、TVチューナーはアナログのみ。ナビ本体はトランクに収めているため
地デジチューナーを外部入力で取り付けるのは、コードやリモコン受光部の取り回しが大変です。
それに、外部入力は後部確認用バックモニタが既に繋がっていますし
地デジに対応しても、入力ソース選択でテレビを選んだ時に映るようにしたい。

oneseg01.jpgoneseg02.jpg







そんな条件に合致したが、マスプロの「MOVT2D」
ワンセグチューナー → VHF信号変換 → 既存のアナログチューナーで受信する驚異のメカニズムですw

ただでさえフレームレートも解像度も低いワンセグ放送を改めてアナログ信号に変換して
受像するわけですから、画質は当然宜しくないでしょうが、
ダッシュボード付近のチューナーとトランクのナビ本体をケーブル接続する必要がないんです!

とりあえず映ればいいというコンセプトに合致し、こういったガジェットが大好きなので高ポイントです。
本体もリモコンも小さくまとまっています。

oneseg03.jpg
取り付けはグローブボックス奥に。
こんなこともあろうかと、以前に分岐しておいた
アクセサリー電源と、マイナス端子を引っ張り出しておきます。





oneseg04.jpgoneseg05.jpg
久しぶりにネジを6本外して
グローブボックスを取り外し。

蓋を支える腕は、ストッパーを根元から外してしまいます。
こうするとネジの外しが楽です。


oneseg06.jpg
まず電源の準備です。
アクセサリ電源につなげるため、プラスコードにギボシオス端子を取り付け。
マイナスとパーキングもそれぞれ処理してしまいます。

パーキングはとりあえずマイナスに落とせば映ります



oneseg07.jpgoneseg08.jpgoneseg11.jpg







アンテナコードを通すため、助手席側Aピラーのカバーを外します。
アンテナコードをダッシュボードの中を通して、グローブボックスウラまで引きこみ
ワンセグ受信/VHF送信フィルムアンテナを、アナログ放送用アンテナに重ねて仮止め。

oneseg09.jpgoneseg10.jpgリモコン受光部も含めてすべてを接続
とりあえず映るかをテスト。

空きチャンネルを設定して…
なんとか映りました。
色々試しましたがやはり映りはそれなりです。



さて、リモコンの受光部ですが、ダッシュボード貼りつけて、配線丸見えなんて絶対イヤです。
プラスチッキーながら味わい深い156フェイズ1のインテリアの雰囲気を壊すようなつけ方はしたくありません。
たとえ使い勝手が良くなかろうと、灰皿部分に隠すことにしました。

ashtray_nob3.jpgoneseg13.jpgoneseg12.jpg



 



まず灰皿を取り外し、前からは見えない部分に裏から穴をあけ、受光部コードを通します。
次に、灰皿裏のコード用の穴から助手席足元までコードを通したら、元通り灰皿を組み直し。

oneseg14.jpg
この部分に受光部は両面テープで取り付けました。
シガーソケットの使用にも、灰皿の収納にも干渉しません。
野暮な配線は全て隠すことができました。




oneseg15.jpgashimoto2.jpgashimoto1.jpg







すべての接続をチェックし、本体裏には付属マジックテープを貼りつけ
助手席足元の上カバーの中に引っ掛けて収めてしまいます。

oneseg16.jpgoneseg17.jpgoneseg18.jpg







改めて映りをチェックしました。
とりあえずどのチャンネルも、ある程度の画質で見られるようになりました。
ほぼ実用に耐えなかったアナログチューナーの事を思えば素晴らしい映り具合とも言えます。

とりあえず映れば良いと言う方には、配線も手軽だし、おすすめ致します。

oneseg19.jpg
リモコン使用時は、いちいち灰皿を開けることになるはずでしたが
閉めたままでも、リモコンは使用可能でした。

これはうれしい誤算でしたw



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