最近になって、右ツィーターから音の出ない症状が現れていました。
最初は全く音が出ていないんですが、ボリュームを一定以上に上げてやると音が聞こえるようになり
その後はボリュームを下げても音が出るようです。
新車登録から14年、ちょっとした不具合が表面化しています。
接続部分の経年による酸化で抵抗が増えてしまったものと考えて
まずはドア内部の電装と車両本体を繋げるカプラの清掃を試してみました。
接合部のねじ込みを奥にひねって取り外し。
無水エタノールと歯間ブラシ、歯ブラシ・綿棒などを用意。
消毒用エタノールは水分を30%含むため、金属端子の清掃には向きません。
無水エタノールの使用を強くおすすめします。
凸部分は無水アルコールを浸した歯ブラシで清掃、綿棒で拭き取り。
凹部分は、同じく無水アルコールを浸した歯間ブラシで清拭しました。
以前に同症状が現れたときはこの部分の清掃で直ったんですが、
今回はこの部分が原因でなかったらしく、症状は収まりませんでした。
だったら、今度はツィーター本体の接続部分を清掃してみます。
ドアレバー下の目隠しされたネジを緩め
ツィーターの反対側から手前に引くとハンドル基部が外れます。
接続された黄色いカプラを外し、端子を無水アルコールと綿棒で清掃しました。
カプラを接続して音を出してみると・・・小音量でも問題なく音が出ています。
今回はツィーター接続部に問題が生じていたようです。
こういった症状が出るということは、走行に関わるリレーなどでも同症状がありうるわけで
エンジンルーム内のリレーの端子清掃をする必要性を感じています。
ちょっと前にリアドアのウィンドレギュレーターを交換した際
スピーカーが朽ちかけているのを見つけてしまったんですが、ついでにフロントも見てみると…
やはり劣化が進んでいました。いずれこれも交換する必要があるようです。
便利装備をひと通り取り付けたらもう弄ることは少なくなると思っていましたが
今度はいろいろな経年変化に対応していくことになるみたいですね。
まだまだこの車は楽しませてくれるみたいです。(^^)
電装端子清掃用の無水エタノールは手元においておくと結構便利です。
70%くらいに希釈すると消毒用としても使えます。
無水エタノールそのままでは殺菌効果はありませんのでご注意ください。