「エイリアン ディレクターズ・カット」「エイリアン2完全版」劇場公開 映画 Comment(0)

最寄りのTOHOシネマズにて「エイリアン ディレクターズ・カット」「エイリアン2完全版」が大スクリーン、大音響で鑑賞できるとのことで、喜び勇んで観に行って来ました。

両作とも、今さら私ごときが語ることもない名作。第一作「エイリアン」は「午前十時の映画祭」上映作品に選ばれていたため劇場で鑑賞する機会に恵まれていたのですが、その時はディレクターズ・カット版でない、通常版での公開。
その際は以前の記憶にあった船長に関するシーンがなく、少々物足りないように感じられたのですが、今回晴れて、ディレクターズ・カット版も劇場にて鑑賞出来ました。


「エイリアン2」の方は、テレビ放送吹替え版でしか鑑賞経験がなく、印象深いシーンは幾つかあったものの、細部は忘れていることも多く、新作のように大変楽しむことができました。

このあと、少々ネタバレなどあるかもしれません。
続きを読んでくださる方は、右下「つづきを読む」からお願いします。

「エイリアン　ディレクターズ・カット」
嬉しいことに劇場最大スクリーンでの上映でした。
前回干渉は「午前十時の映画祭」でしたので、記憶はまだ鮮明でしたが
やはり大スクリーンの効果は凄く、ビクビクしながらの鑑賞となりました。
追加シーンで気づいたのは、通常版劇場鑑賞時、無いことが違和感として感じられたダラス・ブレットの最期のシーンだけ。
今回ディレクターズカット版を鑑賞してみると、タイムリミットが迫る演出の中、この追加シーンが緊迫感を削いでしまったように感じられました。
映画の編集作業とは、難しい判断の繰り返しなのでしょうね。

 
「エイリアン2 完全版」
テレビ放送吹替え版での鑑賞以来、印象が深く記憶に残るシーンが多いにもかかわらず再見することが何故かなかった作品。
「完全版」としての劇場公開は初めてとのことでしたので、今まで再見すること無く新たな気持で鑑賞できたのはラッキーだったんだと思います。
で、凄く面白かったです。鑑賞後調べた所、追加シーンは主人公の母性をより深く描くための部分とのことで、150分近くの長編となっているのに蛇足と感じられる部分はありませんでした。

過去の傑作映画がデジタル上映出来る環境が整い「新・午前十時の映画祭」が開催されたように
映画祭枠以外にも
こういった企画をまた開催して下さるよう、TOHOシネマズさん には感謝共にお願いしたい次第ですm(__)m